フィッシング・アウトドアでの温度・水温計の重要性

高度が1,000m上がれば気温は約6.5度下がると言われています。
例えば、現在位置の標高が1,000mで気温が摂氏10度の場合、目的地の標高が3,000mの場所では、13度下がることが予想されるので、気温は摂氏マイナス3度前後と予測できます。
高度と温度の双方を計測することで効率的な防寒対策なども可能になります。

釣りでは、気温以外に水温も釣果を左右する重要な情報源です。
渓流や管理釣り場でのフライフィッシングなどでは、フライを選ぶ時の目安になります。
基本的に水面の温度を測定するので、水中の正確な温度は水深や状況によって変ってくるのですが、いつも釣りをしている場所などでは、水面の温度が何度のときは、この深さで釣れるなど次回の釣行に役立つ情報を得ることが出来ます。
夏場などは、水面が太陽の熱で温められ、水深が深いほうが水が冷たいという状況もあります、逆に冬は、水深が深いほうが水が温かいといった状況もあります。
水温計をうまく使って魚が生息する層を探す目安にしてください。

温度の測定法

直接時計を水に着けて測定するタイプや赤外線で非接触で温度が測定できるタイプの物があります。
詳しくは時計の取り扱い説明を見てください。