釣竿の素材/選び方と比較
竿の素材は、竿の感度や重さ・価格など素材ひとつで大きく変ってくる重要な物です。
竿の素材として
などがあります。
Carbon(カーボン)
カーボン繊維を編みこんだロッドです。最近の釣竿の主流は、カーボンロッドです。軽くて感度が良く、製法過程で低弾性カーボンと高弾性カーボンに分かれ、低弾性カーボンは、少し重いですが、粘りがあり良く曲がります。
高弾性カーボンは、軽く反発力も強いので感度がいい反面、折れやすくなります。
竿を作るときは、このカーボン繊維を組み合わせて適度な調子になるように作られます。
また、高弾性のカーボンにグラス繊維を混ぜ合わせて、適度な粘りを出しているロッドも多くあります。
Glass(グラス)
ガラス繊維から作られたロッドです。重い素材ですが、粘りが強く折れ難い性質がありよく曲がります。一昔前は、価格の安価なグラスロッドが主流でした。ルアーのトップウォーター専用ロッド・いかだ釣竿の穂先などには適している素材です。
Boron(ボロン)
ホウ素繊維を使用したロッドです。ボロンは製法にコストがかかることから、高価な素材となります。しかし、反発力や感度に優れるため、ルアーロッドなどのハイクラスに使用される素材です。
Bamboo(バンブー)
竹から作られたロッドです。竹ざおと聞くと安いものを想像されるかもしれませんが、自然の竹を使用したロッドには高級品が多く、竹の独特のしなりや風合いを好む愛好家も多くいます。
へらぶな竿や渓流竿、フライロッドなどに使われることが多く、職人さんの手作業で作成していますので、釣具店などの量販店には並ぶことはあまりありません。