トラウトルアーフィッシングライン
トラウトルアーフィッシングで使用するラインについてルアーフィッシング用ラインは、大きく分類して、『ナイロンライン』『フロロカーボンライン』『PEライン』の３種類があります。
ラインの種類と特長
トラウト用ルアーフィッシングラインには、３種類のラインが主流ですが、それぞれの特徴を解説します。最も一般的に使われているラインがナイロンラインです。
ナイロンライン参考
モーリス(MORRIS) バリバス スーパートラウトアドバンス ＶＥＰ １５０ｍ
通常のナイロンラインの約２０倍という耐磨耗性を実現しているＶＥＰ製法。ライン表面にフッ素の撥水性保護膜を作るスーパーフッ素コーティング加工。
ライン表面に施した特殊保護膜が紫外線をブロックし、ラインの劣化を防ぐＵＶ－ＣＵＴ加工。
ナイロンラインは、適度な伸びとしなやかな素材なため、昔からスピニングリール用ラインとして用いられてきました。
しかし、吸水性や紫外線での劣化が激しくあまり長持ちしないラインです。
最近では、ナイロンラインにコーティングを施して、紫外線に強くしてあるものもあります。
フロロカーボンライン参考
モーリス(MORRIS) バリバス スーパートラウトエリア マイスターリミテッド フロロカーボン
エリアマイスターの指導により最高峰のフロロカーボンを採用し、今までにない極細企画を実現!その使用感はマイスターをうならせました。トーナメンター対応の150m巻きで登場!次にフロロカーボンライン、フロロカーボンラインは、伸びが少なく感度に優れたラインで、ルアーフィッシングに良く使われるラインです。
しかし、ナイロンほどしなやかではないので、ライントラブルが起こりやすく取り扱いに注意が必要です。
光の屈折率が水に近いため、水中でラインが魚に見え難いという利点もあります。
PEライン参考
モーリス(MORRIS) スーパートラウト アドバンス ダブルクロス ＰＥ ０．６号
ダブルクロス。それは読んで字のごとく、2つの素材を組み合わせることで生まれた新発想のトラウト用ライン。強さと細さ、そして感度に優れるPEラインと、コシの強い新素材を撚りあわせた。結果、軽量ルアーを厳寒期に用いるという、ラインにとって過酷な状況でもライントラブルを大幅に減らことに成功。強さと優しさを兼ね備えた、新しい定番の登場です。
最後にPEライン、PEラインは伸びがほとんどないラインです、つまり感度に優れているラインと言えます。
また、糸自体に張りがないのでしなやかです。
ただ、軽く風などの影響を受けやすい弱点があります。
さらに、伸びがほとんどないので、あわせたときにあわせ切れを起こしやすく使用するときはフロロカーボンラインなどのリーダーを入れる必要があります。
瞬間的な引張りには弱いですが、徐々に力を加えていくと他のラインより格段に強度があります。
強度があるので、他のラインより細い号数を使うことが出来、結果ルアーを遠くに飛ばすことが出来るラインとも言えます。
ラインは、釣り場の地形やその時の状況で、変えられるように、変えスプールなどで用意しておくと良いですね。