トラウトフィッシングリール
トラウトルアーでは、主にスピニングリールを使用しますが、リールにはスピニングリールの他にベイトキャスティングリールとクローズドフェイス(スピンキャスト)リールがあります。スピニングリール(画像はPFLUEGER(フルーガー) パトリアーク XT 2500SLG )
ベイトキャスティングリール(画像はAbu Garcia)
クローズドフェイスリール(画像はアブガルシア(Abu Garcia) Abumatic 1276SLi )
一般的なリールとしてスピニングリール、簡単にキャストできるクローズドフェイスリール、パワーのあるベイトリールと言う風に思っていただければいいと思います。
リールの種類と特長
リールの種類としては主に三種類、上記にあげたタイプがあります。スピニングリールは、多くの釣りに使用されるように汎用性に優れ、初心者でも扱いやすいリールです。
最近のスピニングリールは、フロントドラグ式が主流で、ラインを巻くスプールの上部についているつまみで、ドラグ調整をします。
ドラグとは、ラインに一定以上の負荷がかかった場合にラインが出る仕組みで、ラインブレイク(糸切れ)を防ぐためのものです。
トラウトフィッシングに使用するスピニングリールは4lbラインが150m程度巻く事のできる小型のスピニングリールとなります。
対象魚がスティールヘッド(ニジマスの海降型)、サクラマス(ヤマメの海降型)、サツキマス(アマゴの海降型)などを釣る場合は、中型から大型のスピニングリールも使用します。
ベイトキャスティングリールは扱い方が少し難しいので、初心者には慣れるまで時間がかかるかもしれません。
ベイトリールの特長として、スプールに対してラインを直角に巻くので、ラインにヨレができ難く、ライン巻上げ強度も強いのが特徴です。
ただ、近年スピニングリールの性能が飛躍的に向上したので、ライントラブルが少ないスピニングリールもあります。
クローズドフェイスのリールは、最近ではあまり使用されているところを見かけませんが、初心者でも簡単にキャストできるリールです。
女性や子供でも扱えるリールなので、ファミリーフィッシングなどで使用されることもあります。
ルアーフィッシングマニアの方でクローズドフェイスリールを好んで使う人もいます。
リールの性能はドラグで決まる
リールの性能はドラグで決まります。ドラグは、ラインブレイクを防ぐための機構ですが、性能の良いスピニングリールは、一定のテンションがラインにかかると、スムーズにラインがでます。
ラインがスムーズにでることが重要で、ドラグの滑り出しがスムーズでない場合は、魚をばらしたり、ラインブレイクといったことになります。
スピニングリールの実勢価格で言えば、1万円前後のリールを購入しておけば良いと思います。
リールの重さ
リールを選ぶポイントとして、ボディーの重さと言うものが有ります。同じラインキャパのリールでもボディーの素材により重たいリールと軽いリールがあります。
トラウトルアーフィッシング用のルアーロッドは軽量のものが多く、リールが重いとバランスが取れません。
ですからトラウトルアーフィッシングで使用するスピニングリールは出来る限り軽い物を選ぶ必要があります。
トラウトフィッシングにおすすめリール
PFLUEGER(フルーガー) パトリアーク XT 2500SLG