チヌのフカセ釣り/フカセ釣りの理論編

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フカセ釣りの理論〜フカセでチヌが釣れる理由

なぜ?フカセ釣りでチヌが釣れるのか?
フカセ釣りのメカニズムから魚が釣れるまでを理論的?に、解説してみたいと思います。

チヌは、さまざまな釣り方で釣る事が可能な魚です。
投げ釣りや落とし込み、ルアーでも釣れます。

では、なぜフカセ釣りなのでしょう?

「このサイトがフカセ釣りのサイトだから」(正解!)です。
特に「これ」と言った答えはありません。

ただ、年中チヌをコンスタントに狙える釣りと言えば、フカセ釣りということになるのでしょうか?
ほとんどの魚は、季節に応じて住処を変えています。
チヌも例外ではありません。
釣れるポイントが変われば、釣り方も変わってくるものなのです。しかし、フカセ釣りは、状況の変化に対応しやすい釣り方なのです。

つまり、四季がある日本にフカセ釣りは対応しやすく、四季を通して同じフカセ釣りでも攻め方が変わってくる、そこがおもしろい。
だから、フカセ釣りは、奥が深く極めていく楽しみがあるのです。

【フカセ釣りは、撒き餌を撒く、ウキ釣りでは?】

フカセ釣りと言うと、撒き餌をし魚の活性を上げて釣る釣りだと思っている人が多いみたいです、間違いではありませんが、正解でもありません。
フカセ釣りに決まりはないと考えるのが正しい釣り方だと思います。
ウキ釣りは、縦の釣り、対してフカセ釣りは、横の釣りなのです。


一説には、ウキやオモリがない状況で仕掛けをフカセ(糸ふけが出た状況)で釣る釣りといった語源で、フカセ釣りと言う言葉ができたと言われています。
ウキやオモリがない状況では、当然仕掛けを遠くに入れられません、そこでオモリを付けた、しかし、これでは仕掛けが沈んでしまいます。
さらに、ウキをつけることで、仕掛けを浮かせることができるようになったのです。
ここで、オモリの存在が邪魔になりました。邪魔な物は極力つけないようにするのが自然です。
そこで、ウキ自体で仕掛けを遠くに飛ばし、また、潮の流れに乗せることで、仕掛けをポイントまで運ぶ釣りが生まれたのです。

【ウキの役割】

ウキの役割には上記で解説したように、魚信(あたり)を知る以外に仕掛けをポイントまで運ぶと言う役割があります。
また、仕掛けを一定のタナに保つと言う重要な役割があるのですが、それは、「ウキの浮力がしぶしぶな理由」で詳しく書きたいと思います。