手軽で楽しい「ちょい投げ」でファミリーフィッシング
手軽に釣果が得られる釣りとして、ちょい投げ釣りが人気です。
ファミリーフィッシングでも楽しめる釣りなので、休日家族で出かけてみてはいかがでしょうか。
身近なところで意外な釣果があったりして、子供たちもよろこびますよ。
【釣りをする時の服装】
釣りをする時は、ズボンにシャツといった動きやすい服装で、海は市街地より風があって寒い場合があるので、予備の上着があったほうがよいです。
また、ちょい投げ釣りは、ロッドが短くキャスト時に仕掛けのハリが頭に刺さることがあるので、帽子は必ず被りましょう。
※ボクは2度ほど頭にハリが刺さったことがあります。←これホントの話。1度は病院にいきました。
ちょい投げに必要な道具をそろえる
ちょい投げに必要な道具をそろえましょう。
本格的な投げ釣りの竿は必要ありません。シーバス用のルアーロッドなどが、ちょい投げ釣りには最適です。
リールは、小型のスピニングリールにナイロンラインを巻きます。
仕掛けは、道糸にゴム管オモリ(2号程度)を通してヨリモドシをセットし、その先にハリス付き針のラインを結ぶだけのシンプルな物です。
ちょい投げにおすすめ!タックル
ロッド
ダイワ(Daiwa) ディースマーツ 663XUL−S
3本継で仕舞い寸法が72cmと短く車のトランクに入れても邪魔になりません。85gと超軽くて使いやすいロッドです。
リール
ダイワ(Daiwa) ディースマーツ 2003PE−SH
ディースマーツのロッドとベストマッチのリールです。
ライン
ダイワ(Daiwa) アストロンISOプロパック DPLS
お徳用ですが、使いやすいラインです。
左図 クリンチノットの結び方
これは基本の結び方なので、覚えておくと、いろいろと役に立ちます。
その他ラインの結び方は>こちら
ちょい投げに適した釣り場を選ぶ
ファミリー向けのちょい投げ釣り釣り場は、安全な護岸か砂浜を選びましょう。
また、河口もハゼやキチヌが釣れるので、釣り場としては最適です。
釣具店やインターネットで、事前に何処で釣れているかを確認しておくのもいいでしょう。
また、海底が砂地もしくは、あまり大きくないゴロタ場がよいです。岩などがあると、ちょい投げでは根掛かりが多く釣りになりません。
季節によって釣れる魚も様々なので、確実な釣果を得ようと思うと釣り場選びが一番重要です。
簡単に季節パターンを紹介します。
【春】
水温が上昇してくると浅場でハゼやキスなどが釣れはじめます。
砂浜や護岸などが釣り場に適しています。
【夏】
砂浜やゴロタ場でキスが釣れる時期です。海水浴場で釣りはできませんが、底が砂地の護岸などでもキスを釣ることができます。
【秋】
魚が最も元気になるシーズンで、絶好の釣りシーズンです。河口ではハゼやセイゴ・キチヌなどが釣れます。
【冬】
冬でもちょい投げで釣果を得ることが出来る場所があります。それが港の中、比較的波も穏やかで水深がある港内は、カレイやチヌ・イイダコなどが釣れる釣り場です。
ただ、冬の釣りは、実績がある釣り場でないと、釣れないことも多く、また、寒さを我慢しないといけないので、ファミリー向けではないですね。
ちょい投げの釣り方
ちょい投げでの釣り方を解説します。
エサを付けたら、出来る限り遠くに投げる。
ちょい投げなのに?と思われるかもしれませんが、ちょい投げで、投げれる所まで投げるということです。
仕掛けが着水したら糸の放出をやめて仕掛けを張ります。
根掛かりがないような場所でしたら、ゆっくりと仕掛けを引いて、止めてを繰り返します。
止めているときにアタリが出やすいのでしっかり集中しましょう。
アタリは、ハゼやキスなどでは、コンコンと穂先を叩くような感じで、セイゴやキチヌなどは、グンと押さえ込むようなアタリがきます。
アタリがあったら竿を立ててゆっくりと取り込めば大丈夫です。
ちょい投げは短時間の釣りで楽しもう!
ファミリーフィッシングでの釣りは、時間を短めにして飽きないようにするのが楽しむコツ!
瀬戸内海などでは、干満の差が激しいので、干潮時に釣りに行って水がない!なんてこともあります、ちょい投げ釣りでは、満潮前後を狙って釣りに行きましょう。
潮汐は、釣具店などで販売している潮汐表やホームページなどを参考にしてください。
虫エサが苦手な人には、バークレー ガルプ! サンドワーム 4インチ がおすすめです。
ホンモノのエサにはやや劣りますが、これでもしっかりと釣れます。
また、虫エサの予備として持っておくと、エサが無くなってしまった時に役立ちます。
釣った魚は持って帰って美味しく食べよう!
魚釣りのもうひとつの楽しみと言えば、釣った新鮮な魚を食べられることでしょう。
ハゼのから揚げやチヌ・セイゴの塩焼きは、すごく美味しいですよ。
釣った魚を持って帰るのに必要なのが、クーラーボックスです。
クーラーボックスは、釣果を持って帰る以外に、釣り場でお弁当やジュースなどの飲み物を保存しておくこともできる優れものです、少しサイズが大きい物を用意すると大変便利です。
クーラーボックスを選ぶ時のポイント。
クーラーボックスですので、当然保冷力は必要です。釣った魚を新鮮に持ち帰るのはもちろん、お弁当やジュースを冷やすこともできる保冷力に優れたクーラーボックスを購入しましょう。
少し値段は高いですが、長く使える物ですので大事に使ってあげてください。