海釣りで使われるエサ
はじめに
そこで、海で使われるいろんなエサと、そのエサに最適な対象魚などを紹介します。
エサの種類
魚釣りで使われるエサには、大きく分類して3種類があります。
釣り方や対象魚によって、使うエサも変わってくるので、エサの種類と対象魚を紹介します。
1、活き餌(虫エサ・小魚・カニ・エビなど)
2、冷凍エサ(オキアミ・キビナゴ・サバの切り身など)
3、人工エサなど(練エサ・乾燥エサなど)
活き餌
海釣りでは、虫エサの青イソメ(青ゴカイ)が定番のエサで、イシゴカイ(ジャリメ)などもよく使われます。
虫エサは、地方によって、呼び方が違うことが多いので、同じエサでもたくさんの名前を持っています。
関東と関西で地方によっては、同じ名前で違うエサもあるので、注意が必要です。
虫エサ以外では、小鯵(コアジ)、シロウオなどの魚やカニやエビなどの甲殻類、サザエや牡蠣(カキ)、アケミ貝などの貝類がエサとして使われます。
青イソメ(青ゴカイ・朝鮮ゴカイ)
青イソメは、青虫・青ゴカイ・朝鮮虫・朝鮮ゴカイなどの呼び方があります。
朝鮮半島や中国などで、養殖された物が輸入され、日本で販売されていたので、朝鮮虫と呼ばれています。
多くの魚種に人気のエサで、身近なターゲット、チヌ・メバル・ハゼ・スズキ・キスなど、たいていの魚が釣れる万能エサです。
本虫(マムシ・岩イソメ)
チヌ、カレイ、マダイ、ヒラメなどに効果があるエサで、投げ釣りでよく使われます。
イシゴカイ(ジャリメ)
価格も安く人気の餌です。
西日本では、砂虫の名前で釣具店に売られています。
チロリ(スナメ)
出展:FishingShop T-port価格も青イソメの倍ほどの値段がしますが、独特の強いにおいと、動きで、真鯛や黒鯛にも有効なエサです。
ユムシ
流通量が少なく高価なエサです。
モエビ(シラサエビ)
淡水に生息する小型のエビで、メバルや黒鯛、スズキなどを釣るのに人気のエサ。
エビ撒き釣りで撒き餌としても使われる。
小魚(小アジ・モロコなど)
モロコやシロウオなどは釣具店で取り扱っているところもあり、メバルやカサゴなどのエサとして人気です。
貝類
黒鯛やコブダイ・アイナメなどには、牡蠣が特に有効で、石鯛などには、サザエなどを使います。
アケミ貝は、チヌやウナギのぶっ込み釣りの餌として使われます。
冷凍エサ
冷凍のブロック状で売られている物と刺し餌用に添加物を入れた物とが売られています。
なんでも釣れる万能エサで、フカセ釣りなどで、黒鯛やグレを釣るのに使われることが多いエサです。 オキアミより小さな赤アミ(アミエビ)は、サビキ釣りの撒き餌やサヨリ釣りの刺し餌としてもよく使われます。
人工エサ(練エサ)
代表的なもので生ミック、魚玉などがあります。