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メバルのウキ釣り(夜釣り)

はじめに

メバル釣りといえば、メバルのルアー釣りメバリングが人気ですが、メバリングは難しい釣りです。
そこで、初心者でも手軽にメバルが釣れる、夜間のメバルウキ釣りを紹介します。
メバリングにはない面白さがあるので、ぜひ試してみてください。

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メバルウキ釣りの基本的なタックル

メバルをウキ釣りで釣るために必要な道具を紹介します。
夜釣りでメバルを釣ることがメインなので、夜釣り対応メバル装備ですが、もちろん!昼の釣りでもそのまま対応可能です。
メバルのウキ釣りにつかう釣り竿
メバルのウキ釣りに使用する竿は、磯竿がおすすめです。
1号前後の4.5m~5.5mの物が使いやすいと思います。

私は、NISSIN PRO SPEC 1.5-450を使ってます。
メバル釣ってるとたまにチヌやセイゴ(ハネ・スズキ)がヒットすることもあるので、少し強めのスペックです。
下記でも紹介しますが、飛ばしウキを使用して遠投する釣り方をするので、1.5号が必要なんです。
日本製ロッドで、オールステンレスSICガイドなのにコスパが超絶いい竿です。

出展:NISSIN

NISSIN PRO SPEC 1.5-450

宇崎日新
常識を覆すコストパフォーマンスで、あらゆる釣り人を幅広くサポート。 オールステンレスフレームSICガイド
メバルのウキ釣りで使用するリール
リールについては、小型のスピニングリールなら何でも構いません。
1000番~2500番程度のリールに2号~2.5号のラインが、100m~150mくらい巻いてあれば問題ありません。
とくに大型の魚を釣るわけでもないので、高額なモデルは必要ありません。

参考までに私が使っているのは、SHIMANO SAHARA 2500 です。

出展:SHIMANO

シマノ サハラ 2500

SHIMANO
初心者でも手に取りやすい価格と、熟練者も納得のスペックで多くのアングラーに愛されているサハラが、その性能をさらにアップしてリニューアルしました。回転時に手元に伝わるガタ感や微細なノイズを排除するサイレントドライブを初搭載。
メバルのウキ釣り仕掛けと道具
メバルウキ釣り仕掛けは、すごくシンプルな物を使ってます。
夜暗い中での釣りなので仕掛けが絡まったりトラブルがおきやすくなります、仕掛けを作り直したりしていると、せっかくの釣れる時間が台無し、いろいろ試して結局シンプルが一番釣れるという結果にたどり着きました。
固定自立ウキがポイント、誘導ウキ仕掛けも試しましたが、『アタリが出にくい』、『誘いがかけにくい』、『ラインが絡まりやすい』の理由から、固定自立ウキ仕掛けを使ってます。

メバルは、夜間浅い層でエサを捕食するので、そんなにウキ下が長くなくても釣れます。なので、固定ウキ仕掛けのほうが利点が多いと思います。

(誘導仕掛けは、タナが深くウキ下が長くなり、キャストしにくい状況以外には使用しません。)

自立タイプのウキはウキ自体に重さがあるので仕掛けを遠くに飛ばすことができます。
風のある時や沖合のポイントを攻めるときに飛距離が出せる飛ばしウキは必須です。

また、自立タイプのウキは、仕掛けを引いて誘いをかける時に操作しやすい、波に強いなどのメリットもあります。

メバル釣りで使うエサ

メバル釣りで使うエサ
夜釣りのメバルウキ釣りで使用するエサは、青イソメ(青虫・朝鮮ゴカイ)をメインに、モエビ、白魚(シラウオ)、素魚(シロウオ)などを使う。
エサは、時期によって使い分けてます。

とは言え、ほとんど万能エサの青虫を使ってます。

通年使うエサとしては、青虫で、春3月ごろから白魚、素魚を使い、秋にモエビといった感じがベストだと思います。
白魚と素魚は、春先(2月中旬から4月上旬頃)に遡上してくるので、この時期に有効なエサです。

モエビは、夏場暑い時期には、活かしバケツの水温が高くなりすぎ、弱りやすくなるので、暑い時期は使えません。
逆に虫エサの青イソメは、海水温が低い厳寒期には、エサの動きが悪くなるので、こちらもあまりおすすめできません。
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メバルのウキ釣りで釣果を上げるコツ

メバルのウキ釣りは初心者でも釣りやすい釣りと上記で書きましたが、上級者と初心者では釣果に大きな差が出ます。
上級者のように釣果を上げるには、どうしたらいいのか?

メバルは群れで、行動しているので、釣れるときは連続して釣れます。しかし、良く釣れる時間(フィーバータイム)は、すごく短いです。
メバルをたくさん釣るには、短いチャンスタイムにいかに釣るかが重要になります。

では、どうすればいいのか?

簡単に言えば、とにかく手返し良く釣る。
釣れるときに釣るということです。

しかし、暗い中での釣り、なれないうちは難しいですよね、そこで釣果を上げるための方法を3つ紹介します。

  1. キャスト位置(仕掛けの投入点)
  2. 誘い
  3. ウキ下&おもりの調整
キャスト位置(仕掛けの投入点)
キャスト位置(仕掛けの投入点)は、メバルを釣るうえ重要なことです。
メバルに限らず魚は、水の流れてくるほうを向いて泳いでいます、特にメバルは上を向いてホバリングをしながら流れて来るエサを待ち構えて捕食します。
なので、仕掛け投入地点は、メバルが捕食している潮上ということになります。
同じ位置に何度も投げるとスレてしまうので、少しづつずらしながら釣るのがコツです。
誘い
メバル釣りでの誘いは、リールでラインを巻き取ったとき『ウキの先端が少し沈んで浮かぶ』くらい引っ張ると、ちょうどいい誘いになります。
潮流が流れているときはメバルの方へウキが自動的にエサを運んでくれますが、流れのないときは、誘いを入れて、広範囲に釣ることはもちろん、メバルにアピールする必要があります。
ウキ下&おもりの調整
ウキ釣りでは常識のこまめなタナ調整も忘れずに!時間や潮汐とうでメバルが釣れるタナは刻一刻と変わっていきます。
経験値から引き潮で潮位が浅くなっているときほど深いタナで、逆に満潮時は浅いタナでヒットすることが多いように思います。

固定ウキの自立タイプ1号のウキを使用している場合には、使えるオモリの範囲が広いので、オモリの重さを変えてエサが落ちる速度を調整して誘うこともできます。

メバルのウキ釣り、釣り場と時期

メバルは冷水を好む魚で、水温12~16℃で最も活動的になります。
場所にもよりますが、大体10月終わりから12月、2月終わりから4月頃に最盛期となります。

あまり遊泳力の強い魚ではないので、流れが早すぎるところでは、釣れません。
ゆったりとした流れのごろた場や岩場、藻場などがメバルの住処です。

波止や漁港の中もメバルのポイントですが、メバリングで、スレていることが多いので、どちらかというと護岸などからの遠投のほうが良く釣れます。
メバリングで攻略できないところを飛ばしウキで釣るといった感じで、釣ればサイズも大型のものが狙えます。

メバルのウキ釣りの魅力について

メバルのウキ釣りについて書いてきましたが、フカセ釣り・投げ釣り・ソルトルアー・渓流・渓流ルアー・ブラックバスなど、いろんなジャンルの釣りをする私にとって、メバルのウキ釣りは、小学生のころから、たぶん一番多く行っている釣りだと思います。

よく『釣りは、フナに始まりフナに終わる』といいます。
いろんな解釈があるようですが、『身近な釣りからはじめて、いろんな釣りを経て、元の身近な釣りに戻る』といった意味(諸説あり)だったとおもいます。

私も子供のころ近所の池や川で、竹竿にウキ仕掛けをつけて、日が暮れるまでフナやハヤ(オイカワ)を釣ってました。
メバル釣りも、フナ釣りとおなじように、釣ってると時間を忘れて、没頭してしまう釣りのひとつです。

暗闇の中、流れる赤いウキの光を眺めて糸をたらすだけで、いつあたりが来るか?どうすれば釣れるか?を考えながらの時間は、すごく楽しいです(今もそうですが) 釣った後は、釣り人だけの特権!美味しいメバルを食べることができます。
特にメバルの刺身は絶品です。
ぜひメバルのウキ釣りの楽しさを体験してみてください。

これだけは守って!メバル釣りでのマナー

メバルは成長が非常に遅い魚です。
小さい個体は優しくリリースして、海産資源を守りましょう。

海面をライトで照らさない。メバルは臆病な魚なので、海面をライトで照らすと釣れなくなってしまいます。

メバリングは夜行うことが多いので、近所迷惑になるような騒音、ゴミなどを出さないようにしましょう。
ごみ問題などで釣り禁止になった波止も多くあります。自分たちで釣り場をなくしてしまわないように、しっかりとマナーを守りましょう。

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