波止や護岸から釣るイイダコ釣り

波止や護岸から狙う、イイダコ釣り

秋から冬にかけて瀬戸内海の一部地域では、イイダコ釣りがベストシーズンを迎えます。
イイダコ釣りと言えば、船から釣るイメージで、岡山県笠岡市周辺ではイイダコシーズンともなると多くのイイダコ釣り船を見かけます、イイダコ釣りは、数釣りが楽しめ、釣った後には、食べて美味しい人気の釣りなのです。
しかし、船釣りともなると、船を手配しないといけないし、準備も大変。
もっと手軽に岸からイイダコをライトタックルを使って楽しもう!と言うことで、ライトタックルを使った岸からのイイダコ釣りを紹介します。

イイダコを陸から狙うタックル

イイダコを陸から釣るために必要なタックルですが、専用の物を用意する必要はなく「イイダコ専用の物はほとんど売ってないです」エギング用ロッドやシーバスロッド、バスロッドやトラウトロッド、投げ釣りの竿などが使用出来ます。
仕掛けの重さにもよりますが、エギングロッドが最も使いやすいと思います。

画像のロッドはソルティースタイル エギング STES-862MLS-KR icon
ロッドの長さも8ftくらいあると、手前に捨て石があるような場所でも取り込みがやりやすくなります。
イイダコを釣る場合、イイダコスッテなどの専用仕掛けを使用します。

最近はタコ釣りブームでタコ専用のエギなどが市販され種類も豊富にラインナップされています。
イイダコもタコなので、エギなどで釣ることができ、専用の物がない時代には特売のエギ「安くても全然釣れる!」を使用してイイダコを釣ってました。
ロッドもエギングロッドを使用していたので、他の人から見たらアオリイカ狙いにみえたでしょう。
場所さえ間違わなければ、エギングタックルそのものでイイダコを釣ることができます。

安いエギを使用したイイダコ仕掛け

特価品やワゴンセールなどで売られているイカ釣り用のエギを使用して、イイダコを釣ることができます。
エギ15本超格安セット!! icon
イカ用のエギは、沈むスピードがゆっくりになるように作られているので、ナス型オモリを追加して早く沈むように改造します。(イイダコを釣るのにゆっくり沈むメリットはあまりありません)
中通しオモリなども試してみたのですが、ナス型オモリか棒オモリが一番使いやすく根掛かりもありませんでした。
実釣では、1つ150円のエギを使用し、イイダコ専用のスッテやイイダコテンヤを使用している人たちよりも断然アタリも多く、たくさんのイイダコを釣ることができました。

エギを使ったイイダコ陸からの釣り方

イイダコを釣るのに難しいアクションなどは一切いりません。
エギが着低後根掛かりしないような場所では、ゆっくり巻いて止めてを繰り返すだけ。重さを感じたら少し待ってみて、ラインを張ってアタリを利いてみる。
タコがのっていたらそのままラインテンションを緩めないように巻き上げる。
根掛かりが多い場所では、あまりアクションはつけず、出来る限り一箇所でシェイキング、アタリがなければうさぎ跳びのようにエギを跳ねさせてまたシェイクの繰り返し。
これだけでイイダコは攻略完了!
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