そのため岸から釣るメバリングではシーズンが短く同じエリアで釣り続けることはなかなかできません。
しかし、メバルの行動パターンを知ることで同じ時期・条件下でも場所・エリアを変えることでメバルを狙って釣ることができます。
最近ではメバリング人気で、メバルが釣れる釣り場には連日多くのアングラーが竿を出し、当然のようにハイプレッシャーですが、まだまだ未開拓の釣り場、俗に言う竿抜けポイント(穴場)がたくさんあります。
限られたシーズンの中で自分だけのメバリングポイント、必釣パターンを見つけてください。
季節ごとのメバルの行動パターン
沖磯や漁港など条件が良い一部の場所では一年中メバルが住み着いているような場所もあります。これが居つきのメバルです。
メバルは低温域を好む魚で、海水温度が上がる夏場は海水温が安定する深い場所に移動します。
瀬戸内海などでは、岸から近いエリアは比較的浅い場所が多く海水温の変化が大きいためメバルの移動が活発に行われています。
岸からのメバリングシーズンが晩秋から春の理由はこのためです。
また、メバルが釣れるレンジ(深さ)が変ってくるのも水温の変化が大きく影響しています。
メバルが釣れるポイント7つのキーワード
メバルは泳ぎが得意な魚ではありません、そのため比較的流れの緩やかな場所を好んで棲息しています。
また大型魚から身を守るため隠れる場所があるところを好みます。
では、キーワードをみてみましょう。
1)漁港・波止・護岸
2)消波ブロック(テトラポット)
3)常夜灯
4)ゴロタ場・砂利浜
5)藻場
6)地磯・岩場
7)砂浜
漁港・波止・護岸は言わず知れたメバル好ポイント
もともと水深がある場所が多く、メバルが着く障害物も豊富なのでメバルが着きやすい環境といえます。
上記7つのキーワードの中で意外なのが砂浜ではないでしょうか?
砂浜は隠れる場所があまり無く、メバルにとって大型魚に狙われる危険性が高い場所となりますが、メバルにとって釣人も天敵の一つです。
釣人がメバルを狙って入らないからこそ、メバルの魚影が濃かったりします。
さらに冬場は砂浜に藻場が広がったりすることがあるので、このような場所は、メバルが良く釣れるポイントになることがよくあります。つまり、砂浜にメバルが着くのではなく砂浜にある藻場にメバルが着くのです、なので砂浜も見逃せないメバルポイントです。