メバリング人気でメバル用のルアーも数多く販売されるようになりました。
とくにメバル用ハードルアー(プラグ)は大型のメバルを攻略する上で欠かせないアイテムとなっています。
もともとメバルは小魚や小イカを食べるフィッシュイーターで大型のメバルになるほどその傾向は強くなります。
メバリングと言えば、0.5~3g程度の小型ジグヘッドに1.5インチ~3インチのワームをつけたジグヘッドリグで釣るのが一般的でしたが、大型のメバルを釣るためのハードルアーが使われるようになりました。
ルアーセレクトとカラーローテーション
メバリングでルアーと言えばソフトプラスチックを使用したワームがメインですが、状況によってはハードルアー(バイブレーション、メタルジグ、ミノー、スプーン、ホッパー、クランクベイト)も選択肢に入れるとメバル攻略がよりおもしろくなります。
しかし、基本はワームを使用するジグヘッドリグで釣りはじめて、ハードルアーは釣れないときの選択肢として考えてもらって良いと思います。
海の中は状況が刻一刻と変化していきます、特に瀬戸内海は干満の差が大きく変化する海域なので釣り場の状況も時間で変化してしまいます。
釣れない、いつもと何か感じが違う、など違和感を感じたらルアーを変えてみることも必要です。
先ずはルアーの色を変えてみて次にルアーを変えてみる、いろいろ試してみることで自分なりのパターンを見つけ出しましょう。
メバルが色を認識しているのかは現在も研究が続けられている状態でハッキリしたことは言えませんが、みなさんも一度は経験したことがあるでしょう、同じワームの色違いでメバルの釣れ方が違う、今まで釣れなかったのにワームの色を変えたら急に入れ食いになったなんてこと、このようなことからメバルは色を認識していると考えられます。
少し難しい話になりますが、海の中では青色の世界が広がっています。
海水が赤や黄色の光を吸着してしまうため青色の世界になっているのです。
この青色の海中で赤色と言うのは、背景に溶け込んでしまう色です。海の中で赤色は黒色にみえます。
赤色の魚やエビなどが多いのは外敵から身を守るためのカモフラージュだと考えられます。
メバルはこの赤色の動く物体をシルエットなどでエサだと認識していると思われます。
肝心のルアーカラーローテーションですが、アピール系、ナチュラル系、グロー系など大まかに使い分け、さらに同系色の色違いを使うと言った感じでその日のヒットカラーを絞り込んでいきます。
自分が好きなカラーをはじめに使う人が多いですが、カラーローテーションに決まりはありませんので、自分が好きな色から使うのもありだと思います。
お気に入りの色と言うのは、自分の好きな色や以前その色で良く釣れたなど良いイメージがあります。
どの色を使うかは自分次第ですが、釣れないときは色を変える工夫をする、ただこれだけでメバリングはもっとおもしろくなります。