釣りの総合情報サイトFishing Information. フィッシング インフォメーション

タックルメンテナンス

釣り竿・ロッドのメンテナンス

釣り竿(ロッド)には、ルアーロッドに多く採用されている印籠継ぎや並継などの継竿と、磯竿など長いロッドに多く採用されている振出竿、外にガイドがある「アウトガイドロッド」に、ラインが竿の内側を通る「インターラインロッド」など、様々な種類の釣り竿(ロッド)があります。
釣り竿の種類が違っても、基本的なメンテナンスは同じなので、基本のメンテナンスからはじめましょう。

釣り竿のメンテナンスは、大きく分けて、(ブランク・ガイド・リールシート)の3ケ所です。
ブランク(竿本体)は、釣行後にしっかりと真水で洗いましょう。
特に海で使用した場合は、塩分が竿表面の塗装を腐食してしまうので、帰ったら水洗いを心がけましょう。
メンテナンスの基本は汚れをしっかり落とすところからです。
振出竿の場合は、トップカバーをした状態で、ロッドの下栓を外し、水を流し入れて洗います。(釣行から少し時間が経っている場合は、ぬるま湯に浸けて汚れをふやかして洗い流す。)洗った後に、柔らかい布やウエスで水分を拭き取り、日陰でしっかりと乾かしましょう。
乾燥させた後に竿(ブランク)全体にロッド用のコーティング剤を使うと汚れや傷がつきにくくなり、次回のメンテナンスがしやすくなります。
新しいロッドを購入した時も、初めにコーティング剤を塗っておけば、後々のメンテナンスがしやすくなります。
コーティング剤は絶対おすすめですので、使うようにしましょう。

ブランクに傷を見つけたら

竿が折れる原因のほとんどが、ブランクについた傷です。
表面(ブランクの塗装面)の薄い傷は、それほど気にすることはないのですが、爪が引っ掛かる程度、ブランク自体に入った傷であれば、竿が折れる原因になります。
ブランクに傷をつけないためにも、普段から、竿を置くときは、竿受けを利用したり、タオルを敷いて、竿を置くなどの工夫をしましょう。
普段から傷がつかないように扱うことが大切です。
それでも、傷が入ってしまったときは、釣具店などで、修理を行っているところもあるので、相談してみましょう。
塗装表面についた傷は、自分で修繕することが出来ます。
大切に扱っていても、長い期間使っていると、いつの間にかついてしまう小さな傷、気になるようでしたら、自分で修理しましょう。

ガイドのメンテナンス

ガイド(ラインが通るリングとフレーム)部分は、様々な素材が使われています。
チタンフレームのSIC(リング)ガイドなど、高価格帯のロッドに装備されているガイドは、耐腐食性が高く、長年使うことが出来る耐久性があります。
ガイドフレームがステンやスチィールのものは、金属なので、使っているうちにサビが出てくるようになります。
最近では、軽量でサビの出ないカーボン素材フレームの物もあります。
ガイドのメンテナンスで一番の重要なのはサビを出さないことです。
ガイドのメンテナンスをすることで、普段気づかないような、リングの傷やフレームを固定しているスレッドのコーティング剥がれや割れなどに、気づくこともできます。
ガイドも竿の重要な部分ですので、普段からしっかりとメンテナンスしましょう。
もし、サビが出てきたら、サビ除去剤を使ってサビをキレイにしてから、防サビ剤を使ってサビがこないようにしましょう。

リールシートのメンテナンス

スライド式のリールシートは、金属でできているものなので、当然錆が出やすいです。
高価な竿には、チタン素材やステンレス素材といった錆に強く強度のあるリールシートを採用して、耐腐食(防錆)性を高めてありますが、リールシートの固着や腐食を防ぐためにも、メンテナンスは必要です。
細かい隙間は、綿棒や爪楊枝などを使用し、綺麗にしましょう。
リールシートにオイルを注しておくと防錆になります。
フッ素系のコーティング剤もおすすめです。

インターラインロッドのメンテナンス

インターラインロッドは、ガイドがない為、バラバラに分解できるものが多くあります、大体のものは、各節の下栓を外して分解できるようになっているので、分解し、水、もしくは、ぬるま湯を流し込んで、塩分や汚れなどを洗い流しましょう。
ロッドを使ったあと、時間が経っている場合は、ロッドの中で、塩が結晶化し、こびりついている可能性があるので、ぬるま湯にしばらく浸けておいてから、流水で洗い流しましょう。
洗浄後は、よくロッドを振って内部の水分を飛ばし、直射日光の当たらない日陰にロッドを立てて置き、よく乾燥させ、インターラインロッド専用スプレーを内部に吹きかけておきましょう。

フィッシングタックル別メンテナンス法

タックルメンテナンスにおすすめのアイテム

釣り具メーカーHP LINK